目次
会社員として働き続けることへの不安
世界的ベストセラーである 金持ち父さん 貧乏父さん を初めて読んだ時、強い衝撃を受けました。著者の ロバート・キヨサキ が語る「ラットレース」という言葉が、自分の人生そのものに感じられたからです。
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当時の私は、ごく普通の会社員でした。毎朝早く起きて満員電車に乗り、夜遅くまで働き、毎月決まった給料を受け取る。しかしその給料は、住宅ローン、車の維持費、保険料、税金、生活費でほとんど消えていきました。
給料日前になると口座残高を気にし、ボーナスが入ると安心するものの、結局は旅行や買い物で支出が増えてしまう。そしてまた働き続ける。この繰り返しに、「本当にこのままでいいのだろうか」という不安を感じていました。
そんな時に読んだのが 金持ち父さん 貧乏父さん だったのです。
本の中でロバート・キヨサキ氏は、「多くの人はお金のために働いているが、本当のお金持ちはお金を働かせている」と語っていました。この一文を読んだ瞬間、自分には“資産”が何もないことに気づきました。
ラットレースの正体とは何か
ロバート・キヨサキ氏が語るラットレースとは、働いて収入を得ても、その収入が支払いに消え、また働かなければならない状態を意味しています。
当時の私の生活は、まさに次の図そのものでした。
会社で働く
↓
給料をもらう
↓
住宅ローン・生活費支払い
↓
お金が減る
↓
不安になる
↓
さらに働く
一見すると普通の生活ですが、ここには大きな問題があります。それは、「働くことをやめた瞬間に収入がゼロになる」という点です。
つまり、自分自身が働き続けなければ生活できない状態だったのです。
私はこの状況に危機感を覚えました。年齢を重ねても、本当に同じ働き方を続けられるのか。病気やリストラが起きたらどうなるのか。そう考えるようになった時、「労働収入以外の収入源」を持つ必要性を強く感じるようになりました。
不動産投資との出会い
『金持ち父さん 貧乏父さん』では、不動産投資が何度も登場します。
ロバート・キヨサキ氏は、「資産とは自分のポケットにお金を入れてくれるもの」と定義しています。そして、不動産は代表的な資産として紹介されていました。
最初の頃の私は、「不動産投資なんてお金持ちだけの世界だ」と思っていました。しかし調べていくうちに、サラリーマンでも融資を活用しながら不動産投資をしている人が多いことを知りました。
そこで私は、不動産投資の本を読み、実際に不動産会社のセミナーにも参加するようになりました。
最初は怖かったです。数百万円、数千万円という金額を扱う世界なので、不安しかありませんでした。しかし、「何もしなければ今の生活は変わらない」と思い、小さく始める決意をしました。
初めて購入した中古ワンルームマンション
私が最初に購入したのは、地方都市にある中古ワンルームマンションでした。
価格は約300万円。築年数は古かったものの、駅から徒歩圏内で需要が安定しているエリアでした。
最初は、「本当に入居者が入るのか」「空室になったらどうしよう」という不安でいっぱいでした。
しかし実際には、購入後すぐに入居者が決まり、毎月家賃収入が入るようになったのです。
その時の感覚は今でも忘れられません。
物件を購入
↓
入居者が住む
↓
毎月家賃収入が入る
↓
ローン返済後も収益が残る
↓
資産収入になる
もちろん、大きく稼げたわけではありません。最初のキャッシュフローは月3万円程度でした。しかし、それでも「自分が働かなくても収入が入る」という経験は非常に大きかったのです。
お金に働いてもらう感覚を初めて理解した
当時の私は、「働かなければお金はもらえない」と思っていました。しかし不動産投資を始めてから、その考え方が大きく変わりました。
自分が会社で働いている間も、寝ている間も、物件は家賃収入を生み出してくれます。
これはまさに、『金持ち父さん 貧乏父さん』で語られていた「お金を働かせる」という考え方そのものでした。
それまでの私は、収入を増やすために残業することしか考えていませんでした。しかし不動産投資を始めてからは、「どうすれば資産収入を増やせるか」を考えるようになりました。
この変化は非常に大きかったです。
不動産投資で学んだ重要なこと
不動産投資を始めて気づいたのは、「高収入=お金持ちではない」ということでした。
会社員時代には、高級車に乗り、高い時計を身につけている人がお金持ちに見えていました。しかし実際には、高収入でも支出が多ければ、ラットレースから抜け出せません。
一方で、本当の資産家は「資産を増やすこと」を重視しています。
例えば、不動産収入が毎月積み上がれば、その収益を次の物件購入に回すことができます。
家賃収入
↓
収益を貯める
↓
次の物件を購入
↓
さらに家賃収入が増える
↓
資産が拡大する
このサイクルが回り始めると、徐々に「労働収入への依存」が減っていきます。
不動産投資は決して楽ではない!
ただし、不動産投資は決して楽に儲かるものではありません。
不労所得ではなく、苦労所得と言われたりもします。
空室リスクもありますし、修繕費が突然発生することもあります。実際、私も給湯器交換やエアコン故障などで予想外の出費を経験しました。
また、物件選びを間違えると赤字になる可能性もあります。
しかし、それでも私は「行動してよかった」と感じています。
なぜなら、不動産投資を通じて「資産を持つ重要性」を実感できたからです。
会社だけに依存していた頃は、将来への不安が常にありました。しかし現在は、不動産収入という別の柱があることで精神的な安心感が大きく変わりました。
ラットレースから抜け出すために必要な考え方
『金持ち父さん 貧乏父さん』で最も重要なのは、「収入を増やすこと」ではなく、「資産を増やすこと」です。
多くの人は給料アップを目指します。しかし、給料が上がっても支出が増えれば意味がありません。
重要なのは、収入を「消費」に使うのではなく、「資産」に変えることです。
私自身も、不動産投資を始めてからは、無駄な浪費を減らし、「このお金は将来資産になるか」を考えるようになりました。
その結果、お金に対する価値観そのものが変わったのです。
不動産投資はラットレース脱出の一つの手段
ラットレースから抜け出すためには、「自分が働かなくても収益を生む仕組み」を作る必要があります。
その手段の一つが不動産投資です。
もちろん簡単ではありませんし、リスクもあります。しかし、不動産は正しく運用すれば、長期的に安定したキャッシュフローを生み出してくれる可能性があります。
『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで私が最も変わったのは、「お金のために働く」という考え方から、「お金に働いてもらう」という考え方へ変わったことでした。
現在は、副業や投資など、個人でも資産を作れる時代です。
もし今、「毎日働いているのに将来が不安だ」と感じているなら、一度お金について学び、自分の資産を作ることを考えてみる価値はあると思います。
ラットレースから脱出する第一歩は、「お金の知識」を持つことなのです。
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