カードローンやクレジットカードのリボ払い、キャッシングなど多数の銀行やクレジットカード会社からの借金がたくさんあると、金利が高く返済が全然進まなかったり、精神的にもつらいですよね。。
シン・ブログが実際に対応した顧客での体験談をご紹介していくシリーズの第2段です。今回は、不動産担保ローンでの借り換えでの一本化事例ですが、本人のものではなく同居している親の不動産を担保にして借り入れをして一本化しました。
当初は親に相談することを拒んでいましたが、結果的には親からの同意も得られ借り換えをすることで、返済がかなり軽くなったということで、とても感謝していただきました。
目次
カードローンなどの借金を借り換えて一本化する!借り入れ状況
カードローンやリボ払い、消費者金融の借金を借り換えして、一本化する時におまとめローンなどのローンでは審査基準を超過していて借り換えができないことがあります。
今回ご紹介するケースでは、銀行のローン、カードローンや、クレジットカードのリボ払い、キャッシング、消費者金融のローンなど合計15社からの借り入れがあり、約1,500万円の借金がありました。
お客さんは、中小企業の役員で年収は750万円程の方でしたが、よくここまで借金ができたなというような状態でした。
ここまでの金額を利用されたのは接待等を含む飲食代やゴルフ代、買い物や生活費を全てクレジットカードのリボ払いにしていることが要因としてあります。
そしてご結婚していてお子様もいますが、ご両親と同居していて、ご両親所有の住宅に住んでいるので、ご本人の住宅ローンがないこともありお金の使い方が少し荒い印象を受けました。
というのもこれ程の借金があり、返済も困難な状況であるのに、あまり危機感がなくなんとかなるだろうと楽観的でした。実はすでに、一度他の銀行でのおまとめローンを利用していて、その残高が800万円位ありました。
他の銀行のおまとめローンの金利も8%代とかなり高く、返済額も大きいことから、おまとめローンで借り換えした後も生活が苦しいことから、またカードローンなどの借金に頼った生活を続けることになってしまっていました。
カードローンなどの借金を借り換えして一本化する!無担保ローンでの検討
カードローンなどの借金が15社、1500万円あることから、担保無しでのおまとめローンの審査基準が1,000万円までなので、担保無しだと審査自体が厳しいことに加え、メリットも少なかったです。
「おまとめ」できてませんが、①他行のおまとめローン800万円+200万円分の借り換えをして残り500万円は借り換えせずそのまま②他行のおまとめローン800万円はそのまま+残り14社700万円の借り換えという2択で検討しました。
住宅ローンが無いこともあり、審査基準にはおさまるのですが、いずれ破綻する可能性が高いことから、審査自体は通りませんでした。審査基準におさまっていても、総合的判断として審査が通らないこともあります。
カードローンなどの借金を借り換えて一本化する方法!親の不動産を担保にする
複数ある借り入れ先からの1500万円ある借金を借り換えて一本化するためには、親が所有する住宅を担保にして不動産担保ローンを組むことが、最善の方法であることから、お客さんに提案しました。ご両親はすでに高齢であることもあり、親に相談することをとてもためらっておりました。
しかし、現状の借金の状況、無担保ローンのおまとめローンで一部借り換えをしてもいずれ破綻すること、もし借り換えを行わなければ近い内に破綻する可能性が高いことを本人へ伝えて、現状をしっかりと認識してもらいました。
そして、不動産担保ローンを利用して借り換えをして返済を軽減することで、生活改善をすること、そして今後は借金に頼らないように意識を変えることが重要であることを伝えたところ、ご理解をしていただきました。
すぐにご両親に相談して、父親所有の不動産でしたので、お父様に担保提供する保証人となる同意を得て審査を行いました。
カードローンなどの借金を借り換えて一本化する方法!親の不動産を担保に借り換え
不動産担保ローンでの借り換えでは、担保とする不動産の評価額と借り換えをする方の返済力が重要になります。
担保とする不動産の評価では、担保評価を出し評価額に掛け目を入れた金額が借り入れ上限になります。建物自体は築50年以上であったことから、建物評価は0円でしたが、土地が大きかったこともあり担保評価は問題なくでました。
返済力に関しては、1,500万円の借り入れ金額がありますが、借り換えにより住宅ローンと同じ金利が利用でき、また返済期間も住宅ローンと同様の期間を設定できることから、返済比率等も全く問題はありませんでした。
というのも、以前の銀行で借り入れしていたおまとめローンの毎月の返済額と今回借り換えする不動産担保ローンの毎月の返済額が同じ金額だったことから、他14社の返済分がなくなるので、断然返済は楽になっております。
返済が減った分は、積立預金をして繰上げ返済や、お金が必要になった時にそこから使うということにしました。大幅に改善することができとても喜んでいただきました。
もし今後、建物を建て替えする場合やどうしてもお金が必要な場合は相談してもらうということにしました。
カードローンの借金を借り換えして一本化!親の不動産のまとめ
今回の事例では、親の不動産を担保にすることができたので、かなり良い条件でカードローンなどの高金利の借金を、住宅ローンと同じ金利に借り換えをすることができました。
当初は、親に相談するのは無理だと言ってましたが、現在を認識し生活改善しなければならないとご自身でも危機感を持ち、真剣に取り組んだことだことが大きかったです。もしあのまま手続きをしなければ、近いうちに自己破産などに陥っていたと思います。
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