限界ニュータウンで空家不動産投資⁈脅威の利回り50%？

不動産投資用の物件を探しても中々いい物件が見つからないですよね。。特に価格帯の安い戸建の物件は、手頃に始められることもあり人気が高く、もし安い物件を見つけてもすぐに売れてしまいます。そこで地方にある限界ニュータウンでの不動産投資にチャレンジしてみることにしました(^-^)

限界ニュータウンって何？

皆さんは「限界ニュータウン」という言葉を聞いたことがありますでしょうか？？

限界ニュータウンは、限界集落をもじってつくられた造語になります。限界集落とは過疎と高齢化が進行して、農作業や道路の維持管理、冠婚葬祭などの共同生活が限界に達してきてしまっている山奥などにある集落のことです。そうした状況が宅地開発された郊外のニュータウンにも起こってきております。

限界ニュータウンは、高度経済成長の時期に、土地の価格が高騰したことから都心から、少し離れた郊外にニュータウンとして大規模な宅地開発が行われ、活気あふれる住宅街が様々なエリアにたくさん作られました。当時は、土地の値段は下がらずに上がり続ける土地神話が信じられておりました。

早く土地や不動産を購入しなければ、一生買うことができなくなってしまうという焦りもあり多くの需要があったことから、開発業者もどんどんと宅地開発を行っておりました。

しかし、その後バブルが崩壊し土地価格も大幅に下落してしまいました。そうした影響もあり若い世代は都心に近い利便性の高い地域に好んで住むようになってしまったことから、郊外のニュータウン離れが進んでしまいました。次第に開発当初から住む高齢者達だけが住んでいる状態となってしまい、徐々に管理が行き届かなくなり、荒れてきてしまっています。

元々は多くの世帯が住んでいましたが、別の便利な立地に転居してしまったことから、空き家が多く放置されていて荒れた印象を受けてしまう街並みになってしまってます。

限界ニュータウンには、激安物件が多い？

そんな限界ニュータウンですが、不要となった空き家がとても安い金額で売りに出ていることもあり、購入してキレイにリフォームすれば意外と入居者は見つかるのではないかと気になっていました。

そんな時にインターネット上に成田空港近くのニュータウンで、物件が掲載されていたのですが、土地・建物の面積が大きくて違和感を感じました。よく見ると2棟一括で売りに出された物件だったことから割安に感じ、早速問い合わせをして見学に行ってきました。

物件は自宅から1時間半位で、成田空港から車で15分程のところにありますが、田んぼの間の道を走ったりと、かなり田舎の印象でした。そして、近隣にはコンビニもスーパーもありません。コンビニは1番近くの所まで車で5分程度かかります。また最寄り駅に行くバスも1日2本しかなくとても不便そうでした。

限界ニュータウンの散策、調査などの記事を記載しているブログにもばっちり掲載されている場所です。ブログの記事を読むと投資として考えるのは難しそうだと感じました。

しかし、実際に現地を見てみると道路幅は広くゆったりとしていて、とても静かで住環境は良さそうでした。道路で洗車をしている方や、庭にバスケットゴールがありバスケットボールで遊ぶ子供達がいたりと予想以上に活気がありました。高齢者ばかりのイメージでしたが、若い世代も生活していたり新しい建物も建築されています。

近くにスーパーなどはありませんが、コープのデリバリーが来たり、Amazonの箱を持った配達の方が来ていたので買い物は主にデリバリーを活用したりネットでやっていて、思ってるよりもそんなに不便ではないのかなと感じました。