住宅ローン借り換えの手順は?審査申込時の必要書類は?

住宅ローン借り換えのシミュレーションを見て『大きな効果が出そうなので、手続きを進めていこうと思うが、よくわからないし面倒なのは嫌だな』という方が多くいます。住宅ローンの借り換えでの必要書類や、どのような手続きを進めていくのかを解説します。

目次

住宅ローンの借り換えはどんな手順で進んでいくの?必要書類は何がいるの?

住宅ローン借り換えの申込の時も基本的には、購入の時と同じ書類が必要になってきます。購入の時は不動産屋やハウスメーカーが間に入って手続きをしていたことから、ある程度必要書類が準備されておりました。

しかし、借り換えの場合は、自分で用意していかなければならないので、面倒だとか、不安に感じる方も多いかと思います。

住宅ローン借り換え審査の必要書類は?

借り換えの審査で必要となる書類は、購入の時のものと大体が同じものになります。どの書類が必要なのかわからず、不安になる方もいるかもしれませんが、銀行員はいつも見ているもので慣れているので、必要書類などは丁寧に案内してくれます。

住宅ローン借り換え審査の必要書類 銀行から受領する申込書類一式

住宅ローンの借入申込書

団体信用生命保険申込書兼告知書

個人情報の同意書など

銀行から渡される申込書類一式です。上記以外にも渡される書類がある場合はそちらも内容を確認し、署名・押印して提出します。

住宅ローン借り換え審査の必要書類 自分で用意するもの

本人確認書類(運転免許証など)

健康保険証

住民票

印鑑証明書

課税証明書か住宅税決定通知書

健康診断書

返済予定表

返済用通帳のコピー6ヶ月分

不動産関係書類

不動産の売買契約書などが入ったファイル一式を持って行けば、基本的にはそこからピックアップしてコピーをとってくれます。

具体的な不動産関係の必要書類は以下になります。

売買契約書

重要事項説明書

請負契約書(注文住宅で建てた場合)

土地・建物の登記簿謄本

公図

地籍測量図

建物図面(配置図、平面図、立面図)

建築確認申請書

確認済証

※登記簿謄本や公図、地籍測量図は法務局で取得することができます。銀行でも依頼すると取得してくれます。

※建築確認申請書が見当たらない場合は、代わりの書類として役所で建築計画概要書や台帳記載事項証明書を取得することができます。代替可能かどうか確認してみてください。

住宅ローン借り換えの必要書類を提出すると、審査が行われ無事に審査に通ったとしても、それで終わりではありません。融資承認後にも手続きが必要になります。




住宅ローン借り換え手順①現在の借入先銀行への連絡

住宅ローン借り換えの申込をすると審査が行われ、無事に審査が通ると銀行から融資承認の連絡が入ります。融資承認がおりたら、借入先の銀行に連絡を入れて、全額返済する旨を伝えます。

ただ全額返済をする完済日が決まらないと利息が日割りの計算になっていることから、完済金額を出すことができませんので、完済日を伝えます。

完済日は大体2週間から3週間後くらいが目安になります。

金融機関によっては1ヶ月かかる所もありますので、その場合はなるべく最短の日で設定をします。

完済日が決まりましたら、完済金額と振込先口座を確認しておきます。

※振込先は住宅ローンの引き落とし口座であることが、多いですが違う場合もありますので、しっかりと確認しておきましょう。

電話連絡をした後に、一般的に書面での手続きが必要になります。書類を郵送で送ってくれる銀行もあれば、窓口に行って手続きをしないといけない銀行もあるので、銀行に確認し完済の申込手続きをします。

住宅ローン借り換え手順②新たな借り入れ先銀行との金消契約締結

新たに住宅ローンを借りる銀行との金消契約を結ぶことになります。そして、金消契約と同時に抵当権設定契約書など登記関係の手続きも行います。

金消契約での必要書類・必要なもの

収入印紙(郵便局で購入できます)

実印

住宅ローンの引き落とし口座の届出印

本人確認書類(運転免許証など)

印鑑証明書

不動産登記識別情報通知(不動産の権利済証)

住宅ローン完済日、完済金額、振込先口座のわかるもの。

※抵当権設定の登記手続きが必要になることから、不動産登記識別情報通知が必要になりますので予め用意しておきます。

※土地と建物を別々に購入している場合などは、土地と建物の不動産登記識別情報通知がそれぞれ別々にありますので、注意が必要です。




住宅ローン借り換え手順③実行日当日の手続

借り換えでの住宅ローンが実行されると、元の借入先銀行に資金が振り込まれ、完済手続きが行われます。

住宅ローンが完済されると、抵当権を抹消するための書類を受け取ることができるようになります。

原則、当日に銀行に抵当権抹消書類を受け取り、それを登記手続きを行う司法書士へ渡します。当日に銀行に行けない場合は、司法書士へ委任し代わりに受領してもらうこともできます。

司法書士は抵当権抹消書類を受領した後に。抵当権抹消の申請を法務局に行います。

住宅ローン借り換え手順④不動産登記識別情報通知などの返却

新しい借入先銀行での抵当権設定と以前の借入先銀行の抵当権抹消の登記が完了すると、司法書士事務所から配達証明で不動産登記識別情報通知や新しい登記簿謄本が送られてきます。登記内容を確認し、間違えが無ければ手続きは終了になります。

住宅ローン借り換え手順のまとめ

以上が住宅ローンの借り換えでの手続きになります。

そんなに難しい内容ではないのですが、銀行によっては平日の15時までに手続きに銀行窓口に行かないとできないところもあります。

休みが取れればいいのですが、休めない場合は郵送でできないのか?夕方の窓口しまった後に手続きできないか?などを聞いてみると意外に対応してくれる場合もありますので、確認してみてください。

同じ金額を借りているのに、金利差で利息負担が変わりますので、借り換えをすることで大きなメリットが得られるのであれば、積極的に手続きを進めていった方が良いかと思います。

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