借り換えにかかる手数料はいくらぐらい?違約金ってかかるの?

借り換えをしようと思うけど、手数料や違約金がたくさんかかるのが不安だと相談を受けることがよくあります。

一体どのような費用がかかり、いくらぐらいの手数料がかかるのでしょうか。


目次

住宅ローン借り換えにかかる手数料って現金や自己資金で払わないといけないの?

住宅ローンの借り換えを行う際に、かかる手数料が心配になる方がほとんどです。借り換えをしてメリットが出るならやりたいけど、手数料を支払うお金がないよという相談をよく受けます。

銀行によっては、諸費用も含んだうえで借り換えのシミュレーションを作成してくれ、自己資金を出さなくても借り換えができます。

住宅ローンの借入金額は増えてしまいますが、金利が下がることによる支払い利息の減少で、総返済額が大幅に減少することが多くあります。

借り換えの諸費用を自己資金で出さなくて良いので、大きな金額を動かさなくてよくなり気軽に借り換えができます。

住宅ローン借り換えでかかる手数料や諸費用ってどういうものがあるの?いくらぐらいなの?

 住宅ローン借り換えの際かかる手数料や諸費用は、銀行によって変わります。それは、住宅ローンの取り扱い手数料や住宅ローンの早期完済の違約金など銀行によって設定されている金額が異なるからです。

従って実際の金額は銀行に確認していただき、ここでは大まかにどのような費用がかかるかの参考にしてください。

住宅ローン借り換え時の手数料!完済時にかかる費用

住宅ローンの完済手数料、違約金

住宅ローンを組む時には、長期間の貸し出しを行うことを前提に低い金利で貸し出しを行っています。

それが、借り換えにより短期間で完済されてしまうと銀行側としても損をしてしまいます。その補填として違約金や完済手数料がかかります。

特に固定金利期間中の早期完済は、変動金利よりも手数料が多くかかりますので、注意が必要です。

完済の手数料は、インターネットで行う場合や、電話、店頭での手続きで金額が変わるケースがあります。大体1万円から5万円位が多いですが、正確な金額は借り入れ先の金融機関に確認してください。

違約金に関しては、ネット銀行などに多いですが、残高の2.16%の手数料がかかることがあります。2.16%なので、3,000万円の場合では648,000円などとても高額になります。

違約金は5年以上経過するとかからないなどの条件があるケースもありますので、借り入れ先の金融機関に確認してください。

住宅ローン借り換え時の手数料!借り入れ時にかかる費用

住宅ローン取り扱い手数料

住宅ローンを利用する時にかかる手数料で、一般的に3万円から5万円位が多いです。ただネット銀行などでは、借り入れ金額の2.16%の手数料がかかる場合があります。2,000万円の借り入れで432,000円ととても高額になりますので、事前に確認しておいてください。

収入印紙代

銀行と結ぶローン契約である金銭消費貸借契約書(金消契約書)に印紙を貼る必要があります。金額は借り入れ金額により異なりますが、1,000万円超5,000万円以下で2万円、5,000万円超1億円以下で6万円になります。

収入印紙は郵便局で購入することができますが、銀行でも機械を使って納付することができるので、借り入れ金額に含んで手続きすることもできます。

保証料

住宅ローンを組む際には、一般的に保証料が必要となります。保証料の支払い方法は一括で支払う方法と、金利に上乗せして分割で支払う方法が、あります。

保証料を一括で支払う場合

保証料を一括で支払う場合の金額は金融機関ごとに異なるだけでなく、借り入れ期間や担保評価などによって変わります。

おおよその目安として35年返済の場合の保証料は、借り入れ金額100万円あたり2万円位なので、借り入れ金額の2%位となります。

保証料を金利に上乗せして支払う場合

保証料を金利に上乗せして分割で支払う場合は、一般的に金利に0.2%上乗せになります。金利に上乗せになるので、別途費用を支払う必要はありません。

登記費用(抵当権設定費用と抹消費用)

住宅ローンを組む際に、金融機関が担保にとっていることを明示するための、抵当権設定登記を行います。

抵当権設定費用は、司法書士に支払う費用で内訳として、登録免許税、収入印紙代、司法書士報酬などの費用がかかります。

登録免許税は国に支払う税金で、借り入れ金額の0.4%の金額となります。仮に3,000万円の場合は、12万円になります

司法書士報酬は、司法書士事務所により異なりますが、目安として5万円から15万円位になります。

抵当権抹消費用は、借り換えと同時に手続きを行うので、大体2万円位の費用になります。

登記費用は概算ですが、3,000万円の借り入れとして20万円から30万円位が目安になります。

振込手数料

細かい費用になりますが、資金を振込する際の振込手数料がかかります。金融機関ごとに異なりますが、振込1件あたり864円が一般的です。

借り換えを行う方の中には、3つや4つの金融機関など複数から借り入れをしてるというケースもありますので、考慮に入れておきます。

経過利息

手数料や違約金など追加で発生する費用ではありませんが、完済するときには経過利息を精算する必要があります。

経過利息とはローンの引き落とし日から、完済日までに発生した利息のことです。

例えば、ローンの引き落とし日が30日で完済日が翌月の15日だとすると、15日分の日割りの利息が発生しているので、完済する時に精算する必要があります。

注意が必要になるのは、ボーナス返済を利用していて、ボーナス返済が1月で完済が6月だと5ヶ月分の利息を精算する必要があるので金額が大きくなるので借り換え資金が不足するなんてことがないように気をつけます。

銀行員でも経験の浅い行員は、シミュレーションに入れ忘れて、いざ完済しようとした時に資金が足りないということがたまにあります。

借り換えにかかる手数料、諸費用のまとめ

借り借り換えにかかる手数料、諸費用の目安ですが、3,000万円の住宅ローン借り換えで大体30万円から40万円位になります。(保証料は金利上乗せ、完済手数料・不動産手数料は一般的な3万円位としてます。)

借り換えでの諸費用はある程度かかりますが、借り換えをした時に諸費用を加えた上でどれだけ返済額や返済総額が変わるのかをよくチェックして、メリットがでるのであれば、低金利のいまの内に借り換えを行うのが良いかと思います。

ブログランキングに参加してます(^^)

応援よろしくお願いします(*^-^*)

ローン・住宅ローンランキング

にほんブログ村 その他生活ブログ ローン・住宅ローンへ にほんブログ村  

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク