カードのリボ払いと分割払いの違いとは?どっちの方が得になる?

クレジットカードの支払い方法には、リボ払いと分割払いがあります。

リボ払いと分割払いはどちらも複数回に分けて支払いをすることから似ていますが、どのような違いがあり、どちらの方が得になるのでしょうか?

目次

リボ払いと分割払いの違いとは?

クレジットカードの支払い方法には、リボ払いと分割払い方法など複数の支払い方法があります。それぞれどのような特徴があるのかをしっかりと把握しておきましょう。

簡単にリボ払いと分割払いの概要についてご案内します。

リボ払いとは?どのような支払い方法なの?

リボ払いは、あらかじめ毎月の支払い額を決めておくことで、利用回数・利用金額に関わらず支払い額が一定になるものです。

仮に毎月の支払い額を1万円にしておくと、10万円を使っても20万円使っても支払い額は変わらず毎月1万円のままです。支払い額が変わらないので、無理なく支払いができるというメリットがあります。

しかし、後ほどふれますが、金利が高く利用残高が中々減らないといったデメリットもありますのでご注意ください。

リボ払いは、わかりやすくいうと支払う金額を先に決める支払い方法になります。

分割払いとは?どのような支払い方法なの?

分割払いは、利用金額を何回かに分けて支払うかを行うので、支払い金額は変わります。

仮に10万円を10回払いの分割払いにする場合は、毎月1万円と分割払い手数料の合計金額を10回支払うというものです。

翌月に5万円を10回払いの、分割払いにする場合は、毎月5千円と分割手数料の合計金額を10回に分けて支払いをします。

元々ある毎月1万円と新たに発生した毎月5千円の合計額1万5千円と分割手数料を足した金額が月々の支払い額となります。

分割払いは、支払う回数を決める支払い方法となります。

リボ払いの場合は、利用限度額以内であれば、利用件数や金額に関わらず支払い額は一定になります。しかし分割払いの場合は、利用件数や金額、支払い回数によって支払い金額が変わります。




リボ払いと分割払いの手数料ってどう違うの?

リボ払いと分割払いの金利・手数料は、どのように違うのでしょうか?リボ払いの金利・手数料は15%に設定されているクレジットカード会社が多いです。

分割払いの場合は、支払い回数によって利率が異なり、支払い回数が多くなるほど金利・手数料が上がります。

一般的に分割払いの支払い回数は、3回から24回などが多く、金利・手数料は12%から15%の金利・手数料がかかるクレジットカード会社が多いです。

例1.

仮に分割払いで、利用金額15万円で5回払い、実質年率13.5%パーセントであれば、月3万円と手数料の支払いになります。

手数料の金額は、クレジットカード会社で利用代金100円あたりの分割払手数料がホームページなどで確認することができます。

今回の例では、利用代金100円あたり3.35円なので、150,000円÷100×3.35円=5,025円

手数料の金額:5,025円となります。

月々の支払い額:150,000円+5,025円÷5回=31,005円になります。

例2.

もし分割払いで、利用金額15万円で24回払い、実質年率15%の場合だと、月6,250円と手数料の支払いになります。

利用代金100円あたり16.32円だと、150,000円÷100×16.32円=24,480円

手数料の金額:24,480円となります。

月々の支払い金額:150,000円+24,480円÷24回=7,270円になります。

分割払いで支払い期間が長期になると金利・手数料がかなりの金額になります。分割払いを利用する場合はなるべく短期間で支払いが終わるようにしましょう。

リボ払いも分割払いも金利・手数料ってそんなに違ないんじゃないの?

リボ払い、分割払いの金利・手数料の利率だけ見るとそんなに違いがないように感じます。確かに長期間にわたり支払いを行うのであれば、金利・手数料は高額になることから、どちらも長期間で利用するのは、おススメできない支払い方法です。

しかし、実は金利・手数料よりも気を付けなければいけないこととして、リボ払いは毎月の支払い金額が変わらないので、高額な買い物などをしてもその自覚が薄く、利用残高がいつのまにか増えてしまうことが懸念されます。

<リボ払いの場合>

リボ払いで月3万円の支払いにしていた場合に、15万円使っても月3万円+手数料の支払いですが、更に15万円使用して残高が30万円になったとしても月3万円+手数料の支払いのままなので、残高が増加している意識が低くどんどん利用してしまう恐れがあります。

もし50万円まで月の支払いが3万円だとすると、あっという間に50万円まで利用してしまう可能性がある支払い方法です。

<分割払いの場合>

一方の分割払いの場合は、利用額が増加するにつれて毎月の支払い額も増加することから、自分の支払い限度を超えた利用を防止することもできます。

また支払い回数が決まっているので、大きな金額を分割払いにしていた場合は、その支払い期間が終了すると月の支払い額が減少し、支払いがラクになります。

例3.

分割払いで15万円を5回払いにすると月3万円+手数料の支払いで、更に15万円使用して同様の支払い方法にすると月3万円+手数料が2つになり、月6万円+手数料となります。

月6万円になるとかなり支払いが苦しくなることから、使いすぎであることを早期に認識して、利用を抑えることができます。




リボ払いと分割払いの違いのまとめ

リボ払いと分割払いは、どちらも長期間の支払いになると金利・手数料が高いことから、利用すること自体はおススメできません。なるべく利用しないようにするか、もし利用をするとしてもなるべく短期にするようにしましょう。

そして、リボ払いと分割払いでしたら、分割払いの方がカードを使いすぎるリスクが減り、加えて短期であれば金利・手数料が抑えられることから得になります。支払い回数も決まっていることから、支払い終了のゴールも見えるので生活の改善をしやすくなります。

リボ払いと分割払いを利用することはおススメはできません。なるべく金利・手数料のかからない3つの支払い方法を利用することを習慣にして、金利・手数料の支払いを抑えていきましょう。

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