借金返済と貯金のバランス!優先順位と両立するコツ!

借金があると返済と貯金を両立するのはなかなか難しいですが、全く貯金をしないといざお金が必要になった時にまた借金が増えてしまい、生活が苦しくなってしまいます。借金返済と貯金はバランス良くしていくことが大切です。

目次

借金で貯金ができない。貯金なしはとても危険!

借金の返済中に貯金するのは大変ですが、「貯金なし」だとお金が必要な時にまた借金を繰り返すことになり、とても危険な状態です。

借金返済と貯金はバランスよくしていくことが大切です。基本的には、貯金よりも借金の方が金利が高いので、返済に多く充てていくことが鉄則にはなります。

カードローンやクレジットカードのリボ払いやキャッシング、消費者金融など高金利での借金がある場合は、手元の資金がゼロにならないように貯金をしながら、貯まったお金で繰り上げ返済をする習慣をつけていきましょう。

借金返済のコツについてはこちらをご覧ください↓↓

借金返済のコツはコツコツ!タマに休憩!借金返済のコツ

貯金の利息ってどのくらい?

というのも現在の貯金の金利はとても低くて、普通預金で0.001%、定期預金で0.01%になってます。これは、100万円を1年間貯金して普通預金で10円、定期預金で100円の利息が付くというものすごい少なさになってます。

しかもこの利息に対して20.315%の税金がかかりますので、受け取れる金額は普通預金で8円、定期預金で80円と更に減ってしまいます。

カードローンやキャッシングの利息ってどのくらい?

これに対してカードローンやクレジットカードのリボ払い、キャッシングなどの金利は15%位になっていることが一般的です。これは、100万円を借りている場合は1日で利息が410円もかかります。貯金の場合は定期預金で1年預けて税引き後80円であることを考えると、とんでもなく高い金額です。

そしてこの高い金利は1日ごとにかかってくるので、1日の利息が410円だと30日でなんと12,300円になります。もし毎月の返済額が15,000だと利息が12,300円で元金返済は2,700円しかされずに借金は全然減っていきません。

利息の計算は元金にかかってくるので、元金が減れば利息は減っていきます。10万円を返済すれば、1日あたり41円減りで30日間で1,230円の利息が減ります。

1日でも早く元金を減らしていった方がいいので、2万円ずつ貯めて5ヶ月で10万円にして繰り上げ返済をするよりも、2万円ずつ毎月繰り上げ返済した方が支払い利息を減らすことができます。

 高金利の借金の返済は優先的に行っていく。

このような高い金利の借金がある場合は、優先的に借金を返していく必要がありますが、その場合でも全額を返済にまわすのではなく、貯金できる金額の1割を残して貯金しておき後は返済に充てるなど全く貯金をしておかないよりも少しでも貯金はしておいた方がいいです。

貯金は少しずつでもしておくことで習慣をつける!

仮に3万円が貯金できるとしたら、27,000円は返済に充てて3,000円を貯金するイメージです。3,000円だと少し心細いですが、全くないよりは全然いいですし貯蓄する習慣を付けることができるという効果の方が大きいです。

また、もしお金が必要になった時に貯めたお金を使うこともできますし、せっかく貯めたお金なので使うのも慎重になります。

これが全くお金がない状態になっていると、また借りればいいと考えてしまい借りぐせが抜けず、借金が減らないどころか増えてしまいます。

3万円繰り上げ返済で返したけど、生活苦しいしまた5万円借りたので、借金が2万円増えちゃったなどの状況に陥り、借金が全く減らないなんてこともあり得ます。

従って繰り上げ返済するお金のうち、1部でも貯金しておいた方がいいです。

繰り上げ返済に使える30,000円のうち3,000円ずつ貯めていき、半年や1年後に貯まったお金で旅行に行くなど楽しみを持っていた方が続けやすいです。

自分で貯めるのが苦手な場合は、財形貯蓄や積立定期を利用する

お金が自分の手元にあるとすぐに使ってしまいます。貯金しないといけないとは思っていながらも、実際にやるのは大変ですよね。

そんな時に活用したいのが、財形貯蓄です。財形貯蓄は給料が自分の給与口座に入金される前に、天引きされて強制的に積立が行われていく預金です。

従って、給与口座には既に積立金額分が引かれた状態で入ってきているので、積立を除いた金額で強制的に生活をすることになります。そうなると手元にあるお金の範囲内で生活することに自然と慣れていくことから、余計な出費を抑えることができて、無意識の内にお金を貯めていくことができます。

財形貯蓄は企業によってはやっていないところもありますので、その場合は金融機関の積立定期を利用します。積立定期の場合、一度給与口座に給与が入ってから積立がされるので、使ってしまわないように給料日と同日など、なるべく給料日に近い日にちに積立日を設定しておきましょう。

財形貯蓄も積立定期も使いたい時に引き出しができる。ただ若干面倒。。

財形貯蓄も積立定期も預金なので使いたい時には引き出しができます。ただ引き出しをするためには、払戻請求書といった伝票を書いて金融機関の窓口で手続をしたりと若干手間がかかります。(財形貯蓄は企業を経由して手続きしないといけない場合もあります。)

積立定期はインターネットバンキングで払戻しができる場合もありますが、それでもキャッシュカードを使ってATMですぐ引き出しができる普通預金と比べるとやはり手間がかかります。

そんな引き出しにくいことも貯めるうえではメリットにもなります。面倒なので使わずにたまっていくことにつながります。

いざお金が必要になった時は、安易にカードローンなどの借金に頼らずに、貯めた貯金を使うことでなるべく借金を増やさないようにしていきます。

借金返済と貯金のバランス!のまとめ

借金の返済をしている時でも、貯金はするようにしてバランスの良い生活をしていきましょう。もし高金利の借金がある場合は、なるべく早期に返済するように貯蓄より繰り上げ返済に力を使った方がいいですが、その場合でも少しずつでも貯金をしてお金を貯める習慣をつけていきましょう。

借金の返済をしている間に貯金するのは大変なことですが、その借金が完済された後には、返済分を丸々貯金することができるようになるので、一気に生活は楽になります。完済までしばらくの辛抱が必要ですが、完済するころには生活改善がされていて、お金がたまる習慣が自然と身に付いています。

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