自動車ローンの借り換え流れは?必要書類は何がいるの?

ディーラーで勧められた残価設定型ローンを利用してるけど、利息の支払いが多く損をしていることがわかったから、銀行などの金融機関で自動車ローンに借り換えをしたいと考えている方も多くいます。

しかし一方で借り換えの手続きが面倒だったらやりたくないという方もいます。自動車ローンの借り換えは、一般的にどのような流れで進み、どのような書類が必要になるのでしょうか?

目次

自動車ローンの借り換えの流れは?

自動車ローンの借り換えの手続きは、どのような流れで進んでいくのか把握しておきましょう。おおまかな流れとして、①金融機関への相談②融資の申込③借り入れ先への完済連絡④完済・完済証明の提出⑤所有者の変更手続きとなります。

自動車ローンの注意事項はこちらをご覧ください↓↓

自動車ローン借り換えの注意事項とは?

自動車ローン借り換えの流れ①金融機関への相談

自動車ローン借り換えの流れとして、まずは銀行などの金融機関へ相談をします。現在の借り入れ先の返済予定表を提出すると、借り換えのシミュレーションを作成してくれます。

借り換えにかかる手数料を含んだうえで、どのくらい総返済額を下げることができて、利息負担が軽減できるかを確認することができます。

ちなみに自動車ローンでかかる手数料などの諸費用は、金消契約書に貼付する収入印紙代や振込手数料位になります。金融機関によってはローン手数料がかかる場合もありますので、しっかりと確認しておきましょう。

収入印紙代は100万円以下であれば、1,000円、100万円超500万円以下であれば2,000円、500万円超1,000万円以下であれば10,000円となります。振込手数料は、864円が一般的です。

自動車ローンの借り換えの流れ②融資申込

自動車ローン借り換えの相談をして、借り換えによりメリットがでることがわかったら、実際に融資の申込になります。

自動車ローン借り換えの必要書類は?

自動車ローンの借り換えで、一般的に必要となる書類は以下のものになります。

自動車ローン借り換えの必要書類①運転免許証などの本人確認書類

通常、自動車ローンなので運転免許証を提出してもらいますが、お子様の自動車の場合などもあり、申込した方の免許証がない場合は、パスポートや個人番号カードなどで大丈夫です。

自動車ローン借り換えの必要書類②健康保険証

健康保険証は、勤務先や勤続年数確認のために提出してもらいます。

自動車ローン借り換えの必要書類③収入確認書類

収入確認書類として源泉徴収票や課税証明書、住民税決定通知書などを提出します。収入が複数あったり、個人事業主や自由業で確定申告している方は、3年間分の確定申告書を提出します。

自動車ローン借り換えの必要書類④車検証

自動車ローンで借り換えを行う自動車の車検証を提出します。所有者(使用者)の確認を行います。

自動車ローン借り換えの必要書類⑤返済予定表

自動車ローンの返済予定表を提出します。返済予定表に、自動車のローンだという確認が取れれば返済予定表だけで大丈夫ですが、何のローンなのかがわからない場合は、別途購入当時の契約書や注文書を提出して、資金使徒が自動車だと明確にわかるようにします。

自動車ローン借り換えの必要書類⑥返済用通帳の写し

自動車ローンの借り換えの必要書類として、現在の借り入れ先での返済履歴確認として、引き落とし口座の通帳のコピーを直近の返済日から6ヶ月〜1年間分を提出します。

これは、返済予定表の通りにきっちりと返済が行われているかをチェックしております。というのも実は返済が遅れて延滞をしていたとしても、信用情報では延滞が短期間で解消されているものは、登録されていないことがあります。

借り換え対象のローンの延滞がないことという審査基準がある場合は、もし通帳で延滞が確認できてしまうと正常に返済されてから一定期間(6ヶ月や1年間など)を経過していないと難しくなるケースもあります。

※事前に仮審査が必要な場合もあります。現在は様々な金融機関で、インターネットで仮審査の申込を行うことができるようになっておりますので、インターネットで仮審査を申込しましょう。

自動車ローンの借り換えの流れ③借り入れ先への完済連絡

無事に自動車ローン借り換えの審査が通ったら、現在の借り入れ先に完済すると連絡を入れます。完済する金額を出す時な完済日が必要になりますので、1〜2週間後に設定しておきます。

新しい借り入れ先での融資金の振込手続きなどもあるので、2週間後位の期間があるとゆとりを持って手続きできます。完済日が決まると完済金額がわかるので、完済金額と振込先口座を確認します。

確認した完済金額などを新しい借り入れ先の金融機関に連絡を入れて伝えます。もし完済日、完済金額、振込先口座の記載された書面を貰えたら、新しい借り入れ先金融機関に提出するとスムーズに手続きできます。

自動車ローン借り換えの流れ④完済・完済証明の提出

自動車ローン借り換えの当日に、新しい借り入れ先から、完済金額が指定の振込先口座に振り込まれて完済がされます。完済された後に、完済証明など完済確認が取れる書類を新しい借り入れ先金融機関に提出します。

もしも完済されてなく自動車ローンが2重になってしまったなんてことになると大変なので、必ず提出を求められます。

自動車ローン借り換えの流れ⑤所有者変更手続き

自動車ローンをディーラー経由で借りている場合は、所有者がディーラーとなっているので名義変更の手続きを行います。

ディーラーやローン会社に連絡を入れて必要書類等を確認し手続きを行います。名義変更の手続きは別途記載します。

自動車ローン借り換えの流れのまとめ

自動車ローンの借り換えは、必要書類を準備したりと少々面倒なこともありますが、借り換え手続きを行うことで数万円から数十万円の利息支払いが減る場合もあります。一度、金利など現在の借り入れ内容を確認して相談してみると良いかと思います。

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