金融機関からの延滞督促の電話にでないとどうなるの?

ローンの支払いが遅延している場合は、銀行などの金融機関から督促の電話がかかってきます。もしその電話に出ないとどうなるのでしょうか?金融機関の電話に出ない方への一般的な対応方法についてブログでご紹介します。

目次

ローンの支払いが遅延しているけど、銀行からの電話に出ないとどうなるの?

ローンの支払いが遅延し延滞が発生している場合は、初めはコールセンターから督促の電話を入れていきますが、電話に出ず遅延が長引いている場合は、融資を行った支店で対応をすることになり、督促の電話連絡を入れていきます。

電話に出ない場合は、何度も電話をすることに加えて、留守番電話にメッセージを入れたり督促状を送ったりします。

結構しつこく督促を行うのは、督促をしっかりと行い記録を残していかないと保証会社から保証を受けられなくなることがあるからです。

ローン延滞者自宅へ訪問

ずっと電話連絡を入れているのに全く出ない人もいます。その場合は、自宅や勤務先に訪問します。自宅は、まだそこに住んでいるのかを表札や電気メーターなどで確認し、郵便ポストに郵便や新聞がたまってないかもチェックします。

またインターホンを鳴らして出てくるかも確認します。本人が出てくれば、そこで話しをして返済計画の確認をします。そして今後は電話に出ることを約束してもらいます。

本人がいない場合で、妻や親が出てくる場合は、保証人になっていないと督促はできないだけでなく、借金があることや遅れていることも個人情報であることから決して伝えてはいけません。

督促状を渡して、本人に必ず読んでもらうことと、本人からすぐに連絡を入れるようにと伝言を依頼します。

妻や親から内容を聞かれても、本人から聞いてくださいとしか答えませんので、非常に怪しいです。銀行員が家にまできてすぐに連絡が欲しいと言ってるので、いい話ではないことは察しがつきます。妻や親と本人が話しをした後に、大抵すぐに連絡が入ります。

妻や親なども不在の場合は、督促状をポストに入れていき、また後日に電話連絡を入れます。

ローン延滞者の勤務先に訪問!

電話にでないことから、勤務先に訪問することもあります。アポ無しで勤務先に訪問し、会うことができれば、返済計画の確認をします。

いきなり訪問しているので、業務中であることから話しができない場合は、いつ話しができるかの確認だけしてアポイントをとり、後日に返済計画の話しをします。

不在の場合は、受付などで督促状を渡して折り返しの連絡を欲しいと伝言を依頼します。ここでもローンの返済が遅れているなど、訪問理由は個人情報であることから決して伝えません。

本人も勤務先に取り立てがきたとなると会社内でのイメージが悪いことから、後日また会社に来られると困るという理由もあり、比較的連絡をもらえることも多いです。

督促電話にも出ない。勤務先も退職。督促状も転居して戻ってきた場合は?

もし督促の電話も全くでないし、勤務先も退職済み、督促状も転居済みの場合は、住民票を取り寄せます。

住民票を取り寄せると転出先が記載されていることから、どこに引っ越しをしたのかを調べることができます。

また住民票は郵送でも取り寄せることができるので、ローン延滞をしている方が居住している役所まで行かなくても郵送で取り寄せることができます。

転居した方の住民票を取り寄せる方法

住民票は、債務者(お金を借りている人)と債権者(お金を貸している人)という関係であれば金銭消費貸借契約書などの必要書類を添付して提出すれば比較的簡単に取得することができます。

シン・ブログも金融機関の仕事だけでなく、不動産投資で賃貸に出している方が滞納して連絡が取れなくなったことがあり、個人的に住民票を取り寄せたことがあります。

その方は以前の大家さんの頃に保証会社無しで契約をしていたことから、シン・ブログが直接滞納家賃の回収をすることになりました。家賃滞納をしているので、債務者と債権者の関係になっています。

賃貸借契約書と必要書類を添付して住民票を取り寄せたことがあるので、そんなに難しくはありません。

あまり利用することはないと思いますが、住民票を取り寄せる方法を記載しています。もし住民票を取り寄せる必要が出た場合の参考にしてください。

第三者の住民票を取り寄せる際の申請方法

住民票を取り寄せる方法は、①役所のホームページで住民票発行の申請を取得する②住民票を取る方と申請する方の関係を確認する書類として、金銭消費貸借契約書や借用書、賃貸借契約書のコピーを添付します。③申請する方の本人確認書類として運転免許証などのコピーを添付します。

④法人の場合は、登記事項証明書など事務所の所在地の確認できる書類を添付します。⑤手数料の納付として郵便局にて定額小為替を住民票発行にかかる手数料の金額分(300円など。役所により異なる)を購入して添付します。

⑥役所より発行した住民票を送付するための返信用封筒が、必要となります。封筒に切手を貼り自宅や勤務先に書類が届くように住所を記載して添付して提出します。

このような手続きをとると、大体書類を提出してから1週間位で申請した住民票が発行され送付されてきます。

取得した住民票を見て督促状の送付と自宅訪問

届いた住民票を見て転出先を確認します。その転出先に督促状を送付するとともに、電話連絡と自宅訪問に行きます。

転居先に督促状が届いているので、びっくりして連絡をしてくることも多いです。大抵、引っ越しで忙しくて連絡ができなかったという理由を言ってきますが、転居からある程度日数が経過している方もいることから、本当かどうかはわかりません。

更にまた別の住所へ転居している場合もありますので、その場合は、もう一度住民票を取り寄せて転出先を確認していきます。3度も転居している方もいました。。引っ越すお金があるならきちんと支払いしてもういたいですよね。

電話連絡も取れずに、引っ越しもしているので悪意が強くあり、ローンの支払いをせずに逃げようという意思がありますので、貸し倒れになる可能性はかなり高い状態です。

金融機関からの延滞督促の電話にでないとどうなるの?のまとめ

金融機関からの延滞督促の電話にでないと自宅や勤務先に訪問されますので、家族や会社の人に借金があり、しかも延滞している状況だということがバレてしまう可能性があります。

また引っ越しをしていても、住民票を取り寄せて転出先を確認して督促を行なってきます。逃げようとすることを考えずに、支払いが苦しい状況であっても金融機関側としっかりと話し合いをして対策を考えていきましょう。

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