返済比率を抑える3つの方法!クレジットカードが審査に与える影響⁈

住宅ローン審査を通すには、返済比率(返済負担率)が基準内に収まる必要があります。ここでは年間返済額を下げることにより、返済比率を抑える3つの方法について記載します。

目次

返済比率を抑える3つの方法!!

返済比率を抑える方法として、以下の3つの方法を紹介します。ただ銀行の審査基準によっては異なる可能性もありますのでご注意ください。

返済比率についての詳しい説明はこちらをご覧ください↓↓

返済比率(返済負担率)の計算方法は?基準に収まりやすくなる方法は?

①クレジットカードの利用枚数を減らす!

②車のローンやカードローンなど他のローンを完済する!

③融資の借入期間を長くする!

返済比率を抑える3つの方法①クレジットカードの利用枚数を減らす!!

クレジットカードの利用枚数が多いと利用限度枠いっぱいまで、利用していると考えて返済比率が計算されます。

利用枚数というのが、複数のカードを持っていても、使っていなければ不使用カードとして、返済比率の計算対象外となります。

複数のカードを利用している場合は、利用額があまり多くなくても返済比率の計算に算入されてしまいます。ですので、支払いや引き落としが何枚かのカードに別れている場合は、1枚か2枚のカードに統一することが大切です。

クレジットカードのキャッシング枠がなければ大丈夫は間違え⁈

『クレジットカードのキャッシング枠が無ければ、返済比率(返済負担率)に算入 されないと不動産屋さんに聞きました』と質問を受けることがよくあります。

銀行の審査基準により異なるかと思いますが、キャッシング枠が0円だとしても、クレジットカードの利用がある場合は返済比率に算入されます。

これは、キャッシング枠が無いとしても、クレジットカードの利用残高をリボ払いや分割払いにすることができるからです。

リボ払いは支払い額が一定金額で安心ではありますが、金利は15%などとても高く残高は中々減りません。

リボ払いでの支払いは、クレジットカード会社が、ポイントを多く付与するなど推奨しており、リボ払いへの支払方法は簡単に変更することができます。

リボ払いの利用は、ローンを組んでいるのと同じ状態だと考えられることから、クレジットカードの利用がある場合は。返済比率に算入されます。




返済比率を抑える3つの方法②車やカードローンなど他のローンを完済する!

返済比率の計算には車やカードローンなど他のローンも計算に算入されます。従って車やカードローンなど他のローンを自己資金や親などからの援助を使って完済するのが良いです。

住宅を購入する際には、ある程度自己資金を貯めていたり、親からの援助が受けられる場合が多くあります。このお金を他のローン完済資金に充てて、自己資金分も住宅ローンで借りてしまう方法となります。

住宅ローンの方が、金利が低いだけでなく長期間での借入ができるので、車のローンやカードローンより返済額が抑えられ、支払いも楽になります。

ローンの完済証明書や、カードローン、クレジットカードは解約証明書を銀行に提出する必要があるの⁈

銀行では信用情報を用いて審査を行っていますが、信用情報の登録情報が更新されるのは、1ヶ月位かかるので、完済や解約の事実を銀行に伝えるためです。

車や教育など通常のローン(証書貸付)は、ローンを完済すれば、ローン契約が終了し新たな借入はできませんので、完済証明書を提出します。

そして注意が必要なのが、カードローンやクレジットカードですが、カードローンを完済したり、キャッシングやリボ払いを完済して、残高証明書を提出しても返済比率から除外することはできません。

これは、カードローンなどは利用限度額あり、完済後もまた借入することができるので、完済確認がとれる残高証明書を提出しても返済比率の計算から除外することはできません。

解約して解約証明書を提出する必要がありますので、借入先から解約方法を確認して手続きがスムーズに進められるようにすることが大事です。

銀行のカードローンは、平日の窓口に行って手続きをしないといけないケースもあります。

返済比率を抑える3つの方法③融資の借入期間を長くする!

融資の借入期間を長くすると、年間の返済金額を下げることができます。しかしながら、借入期間を長くすると支払利息が多くなってしまうこもからなるべく短期間で返済したいという方はとても多いです。

よく見られる借入期間の設定として、定年退職までに完済するということで、40歳の方が60歳で完済する設定で、20年間の借入期間で住宅ローンを組むといった方法です。

とても堅実な考えで素晴らしいと思いますが、後々苦しくなるケースが見受けられます。それは40代では、子供の教育ローンなどが控えているからです。

住宅ローンの支払いで精一杯で、教育資金が貯められず、不足分を教育ローンで借入をするということが、よく見受けられます。また、ひどい場合は生活費が不足しカードローンなどで不足分を補填している方もよく見かけます。

カードローンは金利も高く返済しても残高は全然減っていかなく、苦しい状況から中々脱け出せなくなってしまいます。

こうした状況にならないためにも返済比率を抑える方法として、住宅ローンの借入期間を長くすることは、一つの方法として有効です。




住宅ローンは金利が低いので、借入期間を長くした方がいい?

住宅ローンは、国が持家を推奨していることや不動産を担保にすることなどもあり、とても低い金利となってます。

そして、住宅ローンは個人の方が利用するローンの中で、1番長期間の借入期間が設定できるローンになります。

こうしたメリットを活用しなるべく長期間で借入期間を設定し、余裕があれば繰上げ返済をして期間を短くしていく方が得策だと言えます。

というのも繰上げ返済で借入期間を短くすることはできますが、反対に借入期間を長くすることはできないからです。

返済比率を抑える3つの方法のまとめ

今回ご紹介した返済比率を抑える3つの方法は、年間返済を下げることにより返済比率を抑える方法になります。返済比率を下げる方法としては、他にも収入を上げるという方法もあります。

収入を上げるには、残業を増やす、副業をする、収入合算をするなどが、あります。収入合算についてはまた別途記載していきますので、そちらを参考にしてください。

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