住宅ローン返済ができない!家賃と同じ返済額なのになぜ?

住宅ローンを組んだ当初は、賃貸で支払っている家賃と同じ金額なので問題なくローン返済できると考えていましたが、徐々に返済がきつくなってきてしまいました。

目次

住宅ローン返済ができない!家賃と同じ返済額なのにつらい。

住宅ローンを組む際に、皆さん目安にするのが賃貸で借りている家賃の支払いです。家賃10万円の部屋に住んでいるから、住宅ローンを組んでも10万円の返済なら全然大丈夫だよ。ということで、家賃と同じ金額にローン返済を設定する方がいます。

賃貸の場合だと更新料や保証料もかかるけど、住宅ローンを組んでしまえば、自分のものだしローンさえ返していれば、他に費用がほとんどかからないと思ってしまっている方も中にはいます。

ローンを組んだ当初は返済できていたが、途中で苦しくなった例はこちらをご覧ください↓↓

住宅ローン返済ができない!働き方改革で狂った歯車!

住宅ローン返済がきつい!住宅ローン以外にかかる費用とは?

住宅ローンを組んで返済していると、住宅ローン以外にかかる費用があり、住宅ローン返済がきつくなることがあります。

住宅ローン以外にかかる費用として、固定資産税やマンションであれば、管理費・修繕積立金、火災保険の保険料などいろいろな費用がかかってきます。そのような費用をあらかじめ考慮しておかないと、後で苦しくなってしまう可能性もあります。

住宅ローン以外にかかる費用①管理費・修繕積立金

マンションを購入すると管理費・修繕積立金の支払いが必要になりますが、毎月のローン返済に加わると大きな金額になるので特に注意が必要です。管理費・修繕積立金の金額はマンションにより異なりますが、大体2万円から3万円位が多いです。

管理費は、共用部分の清掃費やごみ処分費、共用設備の保守点検費、エントランスや中庭の植栽維持管理費、共用部分の電気代や水道代、管理組合の運営費など多岐にわたりマンション管理を行っている管理会社に支払っています。

修繕積立金は、外壁塗装や屋上防水、受水槽の交換や給排水設備の交換工事などの大規模修繕費用に備えた積立金になります。管理委託している管理会社に支払いを行います。

ただし、修繕積立金では足りない金額の工事費用がかかる場合には、一時金として追加で徴収されることもありますので、積立金をしているから万全というわけではありません。

また、築年数が経過すると、メンテナンス費用も築年数が浅い頃に比べて多くかかってきますので、管理費・修繕積立金の金額が上がるということもあります。

そのようなことはありますが、マンションであれば、半強制的に大規模修繕の費用を毎月積み立てていきますので、一定の準備ができていますが、戸建ての場合は、外壁塗装や屋根塗装など大きな金額のかかる費用は、自分で準備していく必要があります。

外壁塗装や屋根塗装、シロアリ対策の防蟻処理などを行なったりすると、簡単に100万円を超える金額がかかってしまったなんてこともあるので、注意しておきましょう。

リフォームローンを組むこともできますが、住宅ローンよりも金利も期間も短いことから高い返済額が追加されると更に苦しくなってしまう可能性もあります。

固定資産税・都市計画税

固定資産税・都市計画税は1月1日時点における不動産の所有者に対して、支払い義務が生じる税金です。固定資産税と都市計画税を合わせて「固都税(ことぜい)」と呼びます。

それぞれの税額は、固定資産税評価額という固定資産税を出すための基準となる土地と建物の評価額に一定の利率をかけて算出しています。

固定資産税は、固定資産税評価額の1.4%で、都市計画税は、固定資産税評価額の0.3%がかかりますので、2つを合計した1.7%が税額となります。

毎年4月から5月頃(自治体によって異なります)に、固都税の納税通知書が送られてきます。納税通知書の中にある納付書は、1年間のうち1期から4期に支払い時期を分けて分割で払う納付書と、一括でまとめて支払う納付書の2パターンで入っています。

固定資産税・都市計画税の支払い方法は口座引き落としの他にも、クレジットカードやセブンイレブンでのnanacoを使って支払いをすることもできます。

固定資産税・都市計画税の支払いは数万円から数十万円の出費となります。高額な支払いが発生するので、せっかくならお得に納付をした方がいいです。

固定資産税・都市計画税のお得な支払い方法は、別の記事に記載しますので参考にしてください。

火災保険・地震保険

住宅ローンを組む時には、火災保険に加入することが基本的に条件になっています。以前はローンの借り入れ期間以上の火災保険に入ることができました。35年ローンであれば、35年以上加入するなどができましたが、現在はできなくなっています。

現在の火災保険で最長で加入するとしても、10年間までとなっています。10年間を経過したらまた再契約など加入手続きが必要となり、保険料もかかります。もし1年間ごとの年払いにしている場合は、毎年保険料の支払いが発生してしまいます。

また地震保険に関しては、加入は任意であり銀行などの金融機関も一般的に条件には付けてきません。

しかし、いつ大地震が起きるかもわからないですし、地震が原因の火災の場合は、火災保健では保障されないなど入ってない場合に、万一のことがおきてしまうと、大変なことになってしまうので地震保険に加入する方がほとんどです。

以前から加入期間は最長でも5年間でしたので、最長でも5年ごとに再契約などの加入手続きが必要になります。もちろん1年払いの場合は、毎年保険料の支払いが発生します。

地震保険は、火災保険の加入金額の最高でも2分の1までになりますが、保険料は2分の1ではなく、かなり高い金額がかかってきます。

手続きの際には痛い出費になってきますので、あらかじめ用意しておいた方がいいです。

住宅ローン返済がきつい!家賃と同じ返済額なのになぜ?のまとめ

住宅ローンの返済額は、家賃と同じ金額だから安心という訳ではなく不動産を所有することで大きな金額の出費が発生するので、ゆとりを持った返済額にすることと、あらかじめ計画的に積立など資金の準備をしておくことが大切になります。

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