住宅ローン審査に落ちた理由として多い事例をブログで紹介していきます。銀行などの金融機関では、審査に通らなかった理由を教えてくれませんので、住宅ローンの申込の際に参考にしてください。
目次
住宅ローン審査に落ちた！通らない理由はクレジットカードやローンの延滞
住宅ローン審査に通らない理由として多いのが、クレジットカードや自動車ローンやカードローンなどの返済金の延滞をしているというのがあります。
銀行などの金融機関は、住宅ローンの審査の際に個人信用情報を取得して、借り入れの状況やクレジットカードの支払い状況などを確認しています。もしクレジットカードやカードローン支払いを遅れてしまうと、延滞ということで情報が登録されます。
個人信用情報機関についてはこちらをご覧ください↓↓
個人信用情報機関って何？どんな種類があるの？必ず登録されるの？
金融機関としては、融資したお金がちゃんと返してもらえるのかがわからないので、これまでの支払い状況を見て判断をしていきますが、延滞情報があると審査が厳しくなります。
住宅ローン審査が通らない理由！延滞中のローンやクレジットカードがある
審査の際に信用情報を取得し、もし延滞情報がある場合はローンの返済金を支払いするお金が無くて生活が苦しいから延滞をしていると見られてしまいます。申込をした時点でも延滞が解消されてなく、延滞中の状態で融資の申込を受け付けすると審査は通りません。
現時点でローンやクレジットカードの支払いが出来ない状態であり、お金が無く生活が苦しいと見られてしまうことから、融資をしても同様に延滞に陥ると判断し審査はとおりません。
もしうっかり口座の残高が不足して延滞になってしまった場合などは、金融機関側に正直に理由を説明して、延滞が解消していることを確認できる書類を提出することで、審査に通るケースもあります。
延滞の解消が確認できる書類とは、ローンであれば返済予定表と通帳で引き落としの履歴が確認できます。ローンの場合は、一般的に支払いが遅れた場合に返済金以上の入金があれば再度自動引き落としがかかり、返済が完了されることから通帳で確認がとれます。
そして返済予定表があれば、返済金額と返済日が確認できるので、いつの返済が遅れてしまい、その分がいつ引き落としがかかって精算されたかを確認できるようになります。
クレジットカードの場合は、カード会社から請求書と振込依頼書などが届き振込をすることが多いので、請求書と振込依頼書の控えを提出します。
請求書に請求金額が記載されていて、振込依頼書で振込をしたことが確認できるようになります。もし別の方法で支払って確認できる書類がない場合は、カード会社に取引履歴を出してもらうと精算していることが確認とれます。
このような確認書類を提出すると審査に通るケースもありますが、金融機関側からは延滞しているという情報を本人に伝えることはできないので、自分から金融機関へ伝える必要があります。
住宅ローンの審査が通らない理由！延滞が複数ある
信用情報には、2年間分の支払い履歴が登録されていますが、複数回の延滞情報が登録されている場合もあります。そうした方は、お金の管理がルーズな方で住宅ローンを組んだ後もしっかりとお金を返してくれない可能性があると見られてしまいます。
金融機関の審査基準により異なりますが、6ヶ月や1年以内に複数回の延滞（3回や4回など）をしている場合は、審査に通らないケースがあります。ちなみに複数回というのは、同じローンであることに限らずに、複数のローンで1回ずつあっても複数と考えられます。
ただ金融機関によっては、延滞が全て解消されていて現在延滞状態でなければ審査が通るところもありますので、いくつかの金融機関に申し込みをしてみるのも一つの方法になります。
それでも通らない場合は、しばらく住宅ローンをあきらめ、半年や1年ほど延滞せずに正常返済を続けた後であれば、通る可能性があります。
住宅ローンの審査が通らない理由！長期間の延滞がある
長期間の延滞がある場合は、審査に通らなくなります。長期間というのは、3ヶ月以上の延滞のことで信用情報に事故情報として登録されています。いわゆるブラック情報となりますので、住宅ローンの審査は通りません。
その場合は、長期延滞の情報がなくなるまで待つしかありません。一般的に5年間と言われていますが、完済や解約から5年間という場合もありますので、心当たりのある方は個人信用情報の開示請求を行うと登録内容を確認することができます。
どのような登録になっていて、どの位の期間登録されるのかを調べて、その期間が経過した後に申し込みをするという方法になります。
もし夫婦で共働きの場合は、事故情報のない方で申込をするという方法もあります。事故情報がある場合には、収入合算をする連帯債務者や連帯保証人になることはできませんので、単独での申し込みとなります。
住宅ローン審査に落ちた！通らない理由！延滞情報があるのまとめ
住宅ローンの審査において、延滞情報は厳しく見られます。その理由として、銀行などの金融機関は、預金者から預かっている大切な資金を融資金として使用していることがあげられます。返済が滞り貸し倒れになってしまったらまずいからです。
もしこれまで何回か延滞をしてしまったとしても、その後に引き落とし口座の残高管理をしっかりと行い、返済は遅れないように気を付けて数か月経過すれば大きな問題になりません。
ただ長期の延滞をしてしまうと信用を取り戻すのにものすごく時間がかかりますので、決して長期延滞はしないように気を付けていきましょう。
住宅ローンの審査に通らない理由と対応策を記載しています。こちらをご覧ください↓↓
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