住宅ローンの本審査申込時に銀行に提出しないといけない必要書類って複雑でよくわからないですよね。一体どんな書類があって、どこで取得することができるの?
目次
住宅ローン本審査申込時の必要書類ってどんな書類を準備するの?
住宅ローン本審査の申込をする時は、沢山の必要書類を提出しなければなりません。そして、必要書類が不足している場合は、審査が進まず時間がかかる場合もあります。
従ってあらかじめどのような書類が必要になるのかを把握しておき、スムーズに書類の準備を進められるようにしておきましょう。
一般的な住民ローン本審査での必要書類。銀行は何を見ているの?
一般的に住宅ローン審査時の必要書類は以下の通りです。またなぜその書類を提出しなければならないのかを記載していきます。
住宅ローン本審査の必要書類①本人確認書類
住宅ローン本審査の必要書類は本人確認書類です。運転免許証、パスポート、個人番号カードなどになります。
なりすましなどの別人からの申込ではなく、間違いなく本人が申込をしていることの確認のため提出します。
金融機関は本人確認をとることが法令で定められています。ちなみに運転免許証の左2桁は免許を取得した都道府県を示してます。
1番右側は免許の再発行回数を示しています。免許証という大切なものを何度も紛失して再発行していることから、管理能力が低くルーズなのではないかと注意します。
また再発行により不正に入手した免許証ではないかと注意してチェックを行います。
住宅ローン本審査の必要書類②健康保険証
金融機関は健康保険証には勤務先が記載されているので、勤務先の確認と資格取得日を見て勤続年数との整合性の確認をしています。
資格取得と勤続年数が異なる場合は理由を聴取していますが、大体は企業の吸収合併により健康保険組合への資格取得日と勤続年数が異なっている場合が多いです。その理由の確認が取れれば全く問題はないです。
住宅ローン本審査の必要書類③住民票
住民登録された現住所確認のために提出します。市役所にて取得可能です。市役所のやっていない夜間や土曜・日曜であっても自動発行機があれば、取得することができます。
なお、本籍地は審査において無関係であり、本籍地の場所によっては融資が受けられないなど、そのようなことは全くないので大丈夫です。
むしろ金融機関は、本籍地のなどの情報はセンシティブな情報として取得しないことになっているので、本籍地の記載のない住民票を提出します。もし本籍地の記載のある住民票を提出しても即消し込みを行い内容は確認しません。
住宅ローン本審査の必要書類④印鑑証明書(市役所にて取得可能)
金融機関は実印に印鑑証明書を添付して提出してもらうことで、本人の意思確認をとっています。
たまに印鑑登録自体をしていない方もおりますので、その場合は速やかに印鑑登録をする必要があります。
シンブログも住宅を購入する時に印鑑登録をしてなく、慌てて登録することになったので、あらかじめ登録しておくことをおススメします。
住宅ローン本審査の必要⑤公的収入証明書類
住宅ローン本審査の必要書類⑤は、公的収入証明書類です。公的収入証明書には、課税証明書や住民税決定通知書があります。
源泉徴収票は会社から発行されたものであり、証明力がないため、公的な収入証明書を取得して年収の確認を行います。また勤務先以外からの収入がないかの確認もとっております。
課税証明書は市役所で取得ができ、住民税決定通知書は勤務先で配布されるもので、毎年6月頃に渡される細長い書類です。
住宅ローン本審査の必要書類⑥納税証明書(税務署にて取得可能。)
税金の遅れがないかのチェックをしております。税金を滞納しているとローンを組むことが難しくなるので注意が必要!!会社員であれば、税金は給与から源泉徴収されていることから提出不要であることが多いです。個人事業主や自営業者は必須の書類になってきます。
納税証明書の郵送発行はこちらをご覧ください↓↓
所得税の納税証明書はどこで取れるの?郵送で取得する方法とは?
税金の支払いは国民の義務であることから滞納している場合は融資不可の欠格自由に該当してしまいます。
また税金を滞納していると不動産や預金の差押えなどローンの弁済と競合する場合があるので一般的に税金滞納者には融資を行いません。
納税証明書は通常3年分の提出が必要なので滞納の事実が記載されている場合は、3年以上経過していることが必要になってきます。
住宅ローン本審査の必要書類⑦健康診断書(金額や告知内容により必要になる場合あり)
申込金額が5,000万円を超え高額であったり、団体信用生命保険の告知事項の記載があり、保険会社より提出を求められた場合は必要となります。
1年以内に受けた健康診断書が必要となりますが、ない場合は所定の用紙を用いて、病院などで健康診断を受けなければなりません。
病院により費用は異なりますが、大体5,000円位の費用がかかります。
住宅ローン本審査の必要書類⑧不動産関係書類(不動産屋などから取得)
住宅ローン本審査の必要書類⑧は不動産関係書類です。売買契約書、重要事項説明書、建築確認申請書、登記簿謄本、公図、地積測量図、配置図、平面図、立面図などになります。売買契約書のファイルに一式入っていることが多いです。
購入する不動産がどのような物件で、いくらで契約するのか、法律面や権利関係などをチェックしております。
ちなみに登記簿謄本や公図、地籍測量図は法務局で取得することができます。このような機会がないと中々取得することもないかと思いますので、自分で取りにいってみるのもおススメです。
なお、建ぺい率や容積率オーバーなどの違法建築物件や、建築基準法上の道路に2メートル以上接してなく接道義務を満たしていないなどの再建築不可物件は、原則融資の対象外となっております。
しかし建物を建てた後に法律が制定され違法建築となった既存不適格物件は、本部申請を行い保証会社の承諾が得られれば融資対象になることもあります。
住宅ローン本審査申込時の必要書類のまとめ
住宅ローン本申込では、普段聞き慣れない書類の提出が必要であったりと、準備をするのが中々難しいですが、逆にこうした機会でしか見たり、取得することは中々ないのでいい経験になります。面倒がらずに用意を進めていき夢のマイホーム実現に近づけていきましょう。
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