尺貫法(しゃっかんほう)を聞いたことがありますか?普段の生活では全く使わないことからイメージがわきませんよね(・_・;)
尺貫法は長さをはかる単位として使われていましたが、現在ではメートル法が使われていることから、馴染みのないものになってしまいました。。
しかし、住宅・建築関係では現在でも尺貫法が多く使用されていることから、尺や間のサイズはいろいろなところで使われていて身の回りにたくさんあります。尺貫法を知ることで、部屋の大きさや建物の大体の大きさをはかることができるようになります。
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目次
一間の長さは何尺で何センチになるの?寸・尺・間の関係とは?
尺貫法は普段の生活ではあまり使いませんが、単語やことわざでも残っていて普通に使われています。例えば「一寸法師」や「寸止め」、「一寸先は闇」、「人の一寸、自分の一尺」などがあります。
有名な昔話の「一寸法師」や空手などの格闘技で直接あてずにギリギリで止めることを「寸止め」と言いますが、「寸」とはどの位の長さのことなのでしょうか?長さを知ることでイメージもしやすくなりますよね(^^
寸(すん)、尺(しゃく)、間(けん)の長さ
1寸 | 約3.03センチメートル |
1尺 | 約30.3センチメートル |
1間 | 約181.8センチメートル |
1寸は約3センチで、1尺は1寸の10倍の約30センチです。そして6尺が1間で約181.8センチという関係になっています。1寸がおおよそ3センチだとわかれば、尺も間もわかるようになりますね。
そして1間の長さってどこかでみたことがあると感じる方もいるかもしれません。1間(6尺)は畳の長辺の長さになっています。そして畳の短辺は半分の長さなので、半間で3尺の約91センチとなります。
たたみ2畳を並べると、長辺の約182センチと短辺約91センチ×2で約182センチの正方形になります。182センチ×182センチ=3.31平方メートルで1坪になります。つまり1間×1間の正方形が1坪で2畳になります。
1坪の大きさについてはこちらで詳しく記載していますので参照してください(^^)↓↓
一坪は何平米(㎡)で何畳なの?坪数・平米数変換の計算方法・早見表
尺貫法を使って部屋や建物の大きさをはかる方法!
1間の長さはわかりましたが、実際に使うとなると畳が無いとわからないよ~と感じるかもしれません。しかし住宅の中には、あらゆるところで尺貫法が使われているので、それらを用いて部屋や建物の大きさをはかることができます。
1間(いっけん)というのは、元々「柱と柱の間の長さ」からきています。つまり建物の柱と柱の間隔が1間で、そのあいだに窓や建具が収まっていることから、窓の大きさなども1間になっています。(一般的に使用される2枚の引き違い窓のことです。)
部屋の大きさをはかる方法!
窓や建具を利用して室内の2辺を目測して、例えば、2間×1間半の大きさだと3坪で6畳の部屋だなとか、2間×2間の部屋は4坪で8畳の部屋というのが、図面などを見なくてもすぐわかるようになります。
シン・ブログがハウスメーカーの営業マンとして勤務している時に、商談などで家に行くことがありましたが、外からざっと見て「建物の大きさが何坪位ですね」だとか、「この部屋は何畳ですね」と言うと、プロっぽく見えるよと先輩から教えてもらいました(^-^)
建築関係で働いていたり、建築の勉強をした方にとっては常識なのかもしれませんが、シン・ブログもハウスメーカーで働くまでは全く知りませんでした(^^;)
一間の窓のサイズから建物の大きさをはかる方法!
建物を外から見る時には、窓の大きさを使って建物のサイズをはかっていきます。一般的な2枚の引き違い窓の大きさは1間になっています。
窓の大きさを参考にして、建物の縦と横のサイズをはかっていきます。例えば4間×4間の家であれば16坪が1階の大きさになります。1階と2階建の大きさが同じであれば、16坪×2=32坪が建物の大きさだなというのがなんとなくわかります。
そして32坪だと4LDKの間取りになるのかなといったことが、室内に入らずに外観からでもなんとなく予想をすることができますね。
1階と2階の大きさが違う場合は、1階と2階分をそれぞれ計算して足しているだけです。例えば1階が5間×4間で20坪で、2階が3間×3間で9坪なので、29坪の大きさの建物だなといったことがザックリとですがわかるようになります。
そして建物の大きさを参考にして、土地の大きさもザックリとわかりますし、どのような大きさの建物が建てられるかなども、なんとなくイメージすることができます。
一間(いっけん)の長さは何尺で何センチ?家の大きさをはかる方法!のまとめ
尺や間などの尺貫法は普段使うことは余りありませんが、身の回りには尺貫法を用いたものが沢山あふれています。
寸は約3センチ、尺は10倍の約30センチ、3尺が半間で約91センチ、6尺が1間で約182センチになっています。畳の長辺が1間で、短辺が半間(3尺)です。そして1間×1間が1坪の大きさになっています。
注文住宅で家づくりを考えていたり、不動産の購入を考えている場合に知っていると役にたつことがあるかもしれません。
土地探しの際にも、古家付の土地として売られていて上物の大きさがわからない時などに、何となく大きさをはかることができます。更地の場合は、隣の家を参考にどのくらいの建物が建てられるかをザックリとですがイメージすることもできます。参考にしていただけるとありがたいです(^-^)
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